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職人さんのこだわりに触れて日々学んでいます
採用担当
こんにちは!採用担当です。
本日のインタビューテーマは「現場の雰囲気」や「現場の楽しさ」です。
エコ・プランが施工を行う現場では、実際にどのような仕事をしているか、学生さんにはなかなかイメージがつきにくいのではないかなと思います。

今回は、実際に施工や施工管理を担当し、第一線で活躍中の社員に話を伺いながら、現場の雰囲気仕事内容などを紹介していきます!
入社後の働くイメージが少しでも伝わればと思います!
社員紹介

門脇 雄大
環境事業本部 ESC事業部 テクニカルサポートグループ
大阪CS2課 2017年入社

門倉 拓哉
環境事業本部 ESC事業部 テクニカルサポートグループ
西日本EM課 2018年入社

採用担当
まず始めに、現場の雰囲気について教えてください
工事の現場は、どんな雰囲気ですか?

門倉)現場や職人と聞くと、厳しい人が多いというイメージが強いと思います。
ドラマや漫画でも、職人は気難しく、常に怒っているという表現をされていることがあります。私もその影響で、学生時代は自然とそのようなイメージを持っていました。
しかし、実際の職人さんは協力的で優しい方が多く、チーム一丸となって現場を行ってくれます。私自身20代で、現場管理としてはまだまだ若手ですが、職人さん達は若いからといって態度を変えたりせず、対等に接してくれます。
聞いた話ですが、昔はガラも悪く、喧嘩っ早い職人も多かったようです。しかし今ではそういう職人はほとんどいなくなっています。
時代とともに、現場の方も変化に適応し、現場内の雰囲気も変わってきているのだと思います。

採用担当
現場の楽しさややりがいを感じる瞬間は、どんな時ですか?

門脇)現場でのやりがいは、『職人さんと一緒に現場を造り上げていく』という部分にあると思います。

門倉)現場管理をしていて楽しいと思う瞬間は、『自分の成長を実感できた時』です。
現場管理の仕事には、
・安全な作業環境を整える「安全管理」
・限られた予算から利益を確保するために行う「原価管理」
・期間内に工事を完工できるようにスケジュール調整を行う「工程管理」
・設計通り工事が進んでいるか確認する「品質管理」
の4つの管理業務があります。
まだまだ未熟で失敗をすることもありますが、自分で考えて管理を行い、現場がトラブルなく綺麗に完工した時は、自分の成長を実感し、自信につながります。

採用担当
これまでで、特に印象に残っているエピソードがあれば教えてください

門脇)ある現場で、建物のエアコン全台の入替工事を行いました。
工事の終盤、新しいエアコンの取付が終わり、電源を入れて運転確認をしている際、集中リモコン(複数のエアコンを一括して入切するリモコン)が正常に機能しない不具合が発生しました。
職人さんに、施工に間違いがないか確認してもらいましたが、異常はありません。
私も資料を見返しましたが、誤っているようなところは見当たりません。
既に時間はお昼を過ぎ、工程に遅れが出てしまうという焦りがありました。
職人さんに再起動を試してもらっている間、私がメーカーに電話をしながら操作手順を再度確認して、ようやく解決へと繋がり、エアコンが正常に動くようになりました。
普段はあまり感情を顔に出さない職人さんでしたが、その時ばかりは思わずハイタッチをしてしまいました。

採用担当
現場で思わずハイタッチ!まさに一緒に現場を造り上げた瞬間ですね!
一緒に作業する職人さん達とは、どのような関係性なのでしょうか?

門脇)私達と職人さんは、お互い社外の人間で、請負の関係にあります。
作業をするのは職人さんであり、私達はその施工方法に問題がないか、危険なことをしていないかしっかりと管理して、言うべき事ははっきりと伝える必要があります。
それと同時に、同じ仕事仲間でもあります。
工事の中で「困ったこと、上手くいかないことがあれば、一緒に解決方法を考える」、そういった姿勢で信頼が生まれていきます。
職人さんは私達よりも年上の人が多く、中にはこちらのいう事を簡単に聞いてくれないような場合もあります。
作業に対する知識も、基本的には職人さんの方が豊富です。
そんな中にあっても、こちらが誠意を持った態度で接していれば、良い関係が築けます。
職人さんが休憩時間にジュースを奢ってくれることもあります。
そうやってお互いの信頼を深めていく事で、より良いものを造り上げていく事ができると思っています。

採用担当
では門倉さん、これまでで特に印象に残っているエピソードがあれば教えてください

門倉)特に印象深い現場は、私が入社して初めて担当になった大型案件の現場です。10階建てビルでの空調換気設備の更新工事でした。
その年はコロナウイルスの影響もあり、世界的に半導体不足に見舞われ、本来手に入るはずだった機器も納期が1、2ヵ月待ちという状況になっていました。
工事が開始できるかすら分からない状況でしたが、困っていた私に協力業者さんは「何とか始められるところからでも始めていきましょう」と提案してくれました。
すぐに打ち合わせを行い、工事スケジュールを考え、機器が用意できるフロアから先行して作業を進めていくという流れで工事を行いました。
お客様、元請様、機器メーカーにも工程を共有し、調整していただくことで、何とか作業は形となり、約2ヵ月という限られた工期の中で完工させることができました。
完工することができたのは、きっかけをくれた協力業者さん、こちらの要望を受け入れてくれたお客様や元請様、工期内に機械を間に合わせてくれた機器メーカーなど、様々な方の協力があってこそでした。

採用担当
入社して初めてでも、大型案件を完工させることができたんですね
とても貴重な経験ですね!

門倉)そうですね。どんな仕事においても共通して言えることですが、仕事は一人ではできません。
その中でも現場管理という仕事は、現場の中心となり、リーダーシップを持って全員を引っ張っていかなければいけません。
こういった経験は、若いうちからは中々できることではないと思います。
辛いこともありますが、その経験もまた自身の糧になり成長するきっかけになりますので、私は誇りを持って現場管理という仕事を続けています。

採用担当
では最後に、現場管理という仕事の難しさや楽しさはどんなところにあると思いますか?

門脇)エアコンの工事といっても、現場に来るのはエアコン取付や配管の職人さんだけではありません。
エアコンが天井の中にあれば、内装工事の職人も必要となります。
エアコンを増やすとなれば、電気工事の職人に来てもらうこともあります。
他にもクレーン業者、重量物運搬の専門業者、硬いRC造の壁に配管を通すために穴を空ける専門の業者など、多種多様な職人さんと関わります。
そして決められた工事期間の中で、様々な業種の職人さんに入れ代わり立ち代わりで作業に入ってもらう、その日程調整や引継ぎ管理についても難しいところはあります。
でもそれが上手くいき、決めた期間内でしっかり工事を収められた時には、「大きな達成感」を得られます。
他業種の職人さんから、休憩時間に、現場で苦労した話や、その業種のためになる知識のお話が聞けることも、楽しい部分だと思います。

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