業務部門、産業部門におけるCO2排出量削減に向けた環境省の補助金です。店舗や工場において、L2-Techi認証製品を導入することで、CO2排出総量を削減します。
とくに、以下のような方におすすめです。
・補助金を活用してできるだけ低予算で設備更新をしたいとお考えの方
・ESGを視野に入れ、CO2削減(脱炭素)やエネルギー消費量の削減を目指す企業の方
この記事では、公開された公募要領より、要点をまとめて説明いたします。
目次
ASSET事業(先進対策の効率的実施によるCO2排出量大幅削減事業設備補助事業)
ASSET事業では、CO2削減効果のある機器の導入や運用改善により、CO2削減目標を達成した事業者に対して設備の導入費用が補助されます。
当該補助事業で特徴的と言えるのが「L2-Tech認証製品の導入」と「排出枠取引」です。
詳細は後述しますが、本事業では環境省よりL2-Techだと認証された製品を導入することが必須となっています。また、事業者が計画した目標削減量を上回って達成した場合、排出枠として他の事業者に売却することができます。
公募期間 | 2019年4月25日(木) ~ 2019年6月4日(火) 12時必着 |
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補助率 | L2-Tech認証製品のうちASSET事業対象製品 …1/2 その他L2-Tech認証製品 …1/3 ※L2-Tech非認証製品は補助対象外となります。 |
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補助限度額 | 上限1億円 |
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対象設備 | 業務用エアコン、LED照明器具、温水器・蒸気ボイラ、潜熱回収型給湯器、コージェネレーション、ガスヒートポンプ など |
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対象施設 | 飲食店、工場、病院、学校、ショッピングセンター、スーパー、ホームセンター、アミューズメント施設、ドラッグストア、オフィスビル、家電量販店、物流センター、ホテル、ゴルフ場、ホール施設、温浴施設、研究所 など |
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補助対象者 | ・民間企業 ・独立行政法人 ・一般社団法人・一般財団法人及び公益社団法人・公益財団法人 など |
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要件 | 1.ASSET事業対象のL2-Tech認証製品を50%以上導入すること 2.運用改善などの自主的対策によるCO2排出削減目標量が、全体のCO2排出削減目標量に対して10%以上であること 3.直近2期の決算で「純資産」が2期連続でマイナスがなく、適切な管理体制及び実施能力を有すること など |
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L2-Tech認証製品について
L2-Techとは、「エネルギー消費量削減・CO2排出量削減のための先導的(Leading)な低炭素技術(Low-carbon Technology)、またはその技術が用いられた設備・機器のうち、エネルギー起源CO2の排出量削減に最大の効果をもたらすもの」のことを言います。
L2-Tech認証製品は以下の流れを経て決まります。
① 環境省がCO2削減効果に優れた設備・機器等を情報収集しリスト化
② リスト化された設備・機器等の中で商用化されているものの最高性能をL2-Tech水準とする
③ L2-Tech水準以上の性能を持つと環境省が認めた製品を「L2-Tech認証製品」とする
以下のURL先でL2-Tech認証製品を検索することができます。
http://l2-tech.force.com/index
排出枠取引について
排出枠取引とは、本事業に申請する際に約束した、”CO2排出量をこれだけ削減できる”という目標を超過して達成した場合、超過した分を排出枠として事業者間で取引することを指します。
このシステムにより、目標を超過して達成することのできた事業者は補助金を得られるだけではなく、排出枠の売却により利益を得ることができるということです。また、CO2排出量削減目標を下回ってしまうような場合でも、他の事業者から排出枠を購入して達成させることができます。
実施団体について
ASSET(アセット)事業を実施している団体は以下の通りです。
公募要領のダウンロードや説明会の日程など確認することができます。
一般社団法人温室効果ガス審査協会
詳細URL:https://www.asset.go.jp/
補助金申請のことなら何でもご相談ください
弊社は補助金・助成金活用のパイオニアです。これまで豊富な実績とノウハウがあります。
ASSET事業について1から10まで懇切丁寧にお伝えします。
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補助金の詳細は公募要領にまとめられていますが、専門用語が多くて分かりづらかったり、目を通すのが大変だったりして、結局何を準備して何を行えばいいのかわからないことがあると思います。
弊社では、準備いただくことややっていただきたいことを都度お伝えし、細かいところまでサポートいたします。
申請書類の作成から工事後の報告書まで弊社がサポートいたします。
補助金活用に人員や作業体力に限界を感じる方は、申請書類の作成から工事後の報告書まで弊社がサポートいたします。
通常業務が忙しく、補助事業の資料作成に手が回らない方もいらっしゃると思います。特に、補助事業で作成する書類は国に提出する文書であるため、書き方についても細かく指定されることが多くあります。
そのように面倒な書類作成も、申請書類から工事後の報告書まですべて弊社がサポートいたします。
過去に不採択になったことがあっても、採択される可能性はあります!
弊社では、過去に2度不採択になってしまったことがあるというお客様を、採択に導いたことがあります。補助金の採択には交付予定金額に対する省エネ量がとても重要になってきますので、お客様が希望される工事内容をしっかり丁寧にお聞きした上で省エネ量を計算し、十分な省エネ量だと判断したうえで申請したところ採択されました。
申請のタイミングなどもありますが、あきらめるのは早いかもしれません。
自分のところは実際どうなのか、どう選ぶのが適切なのかといった専門的な質問がございましたらお問い合わせください。専門スタッフが御社に最適と思われる方法を提案いたします。