2023年3月28日に、クール・ネット東京のHPで令和5年度助成事業開始のお知らせがありました。『ゼロエミッション化に向けた省エネ設備導入・運用改善支援事業』の事業内容が公開されましたのでご紹介させて頂きます。
ゼロエミッション化に向けた省エネ設備導入・運用改善支援事業
「2050年CO2排出実質ゼロ」に貢献する「ゼロエミッション東京」の実現に向け、中小企業等の更なる省エネルギー化を推進するため、省エネ設備の導入と運用改善の実践を支援する事業。
事業内容
助成対象者 | ①中小企業、学校法人、公益財団法人、医療法人、社会福祉法人等 ②上記と共同で事業を実施するリース事業者又はESCO事業者 |
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助成対象設備 | ①省エネ設備の導入 高効率空調設備、全熱交換器、LED照明設備、高効率ボイラー、高効率変圧器、断熱窓、高効率コンプレッサ、高効率冷凍冷蔵設備などの省エネ設備 ②運用改善の実践 BEMS、人感センサー等の導入、照明スイッチ細分化工事などの運用改善 |
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主な助成要件 | 1 中小企業等が都内で所有又は使用する中小規模事業所において、以下のいずれかを行うこと。 (1) 事前に省エネ診断を受診し、この提案に基づき、省エネ設備の導入又は運用改善の実践を行うこと。 (2) 事業者が自ら計画を作成し、省エネ効果の確認ができる省エネ設備の導入又は運用改善の実践を行うこと。 2 上記1を実施する事業所について、地球温暖化対策報告書を提出すること |
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助成率と上限 | (パターン1)・主な助成要件 1(1)の場合 2/3(助成上限額2,500万円) (パターン2)・主な助成要件 1(1)の場合で事業所全体のCO2排出量の削減見込みが50%以上かつエネルギー消費量の削減見込みが50%以上の要件を満たす省エネ設備の導入については、3/4(助成上限額5,000万円) (パターン3)・主な助成要件 1(2)の場合 2/3(助成上限額1,000万円) |
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注1 パターン1.2の省エネ診断はクルーネット東京の診断書のみが対象となるかは4/13以降に分かります
注2 助成は診断書に記載のある設備の導入または運用改善の実施に限ります
注3 パターン3は、事業者自らが計画が必要になります
助成対象経費 | 設計費、設備費、工事費 |
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事業期間 | 令和5年度から令和7年度まで(助成金の交付は令和8年度まで) |
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令和5年度予算規模 | 34億円 |
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今後のスケジュール(予定)
令和5年4月13日(木) :クール・ネット東京HPにて、交付要綱・募集要項等が公表される予定
令和5年4月20日(木) :第1回申請受付開始
令和5年6月20日(火) :第1回申請受付終了
※第1回の受付上限予算は、10億円を予定しています。
第2回・第3回の申請受付については、詳細が決まり次第、クール・ネット東京HPにてご案内されます。
各回の交付申請は、先着順に受付が行われます。
最後に
今回ご紹介した内容は事業概要の為、4月13日(木)に交付要綱・募集要項等が公開されて詳細が明らかになっていきます。
現時点で何かご不明な点等あればお気軽にご連絡ください。
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