お客様から、5系統22台のエアコン更新工事をご依頼いただきました。
以前から弊社で改修工事を何度も行っているため「集中管理リモコンのアドレス設定を見直したい」と仰っていました。
既存の集中管理リモコンは、2か所に設置されていましたが、階層ごとに操作機器が分けられていないため、ボタンの配列が複雑になり扱いが難しくなっていました。
そこで、お客様のご希望と操作の利便性を考えて、今までと同じように2台のリモコンで操作できるようアドレスを再設定いたしました。
また、大きな施設にて長期間ほぼ毎日作業を行う大規模なエアコン工事でしたので、週に1度工程会議を行い作業の場所や時間でお客様と弊社との間で認識のズレが起こらないようにしました。
工事後、お客様から「設計通りに工事を行っていただきありがとうございます」「集中管理リモコンのアドレス設定を変えたことで、エアコンを操作しやすくなりました」と喜びの声をいただきました。
コラム
- 集中管理リモコンのアドレス設定とは?
集中管理リモコンとは、1つで複数のエアコンを操作できるリモコンのことを言います。
エアコンの操作機器をまとめることで、場所を移動することなく確認・操作ができ、別フロアに設置されたエアコンを操作する際に大変便利です。
アドレス設定とは、室外機と室内機に番号を振り、各室外機に接続されている室内機を明確にすることを言います。
エラー発生時など、リモコンのアドレスを確認することで不具合箇所を特定することができ、お客様の負担が軽減されます。