お客様から「2004年製のエアコンを使用しており、老朽化しているため新しくしたい」とエアコン工事のご依頼を頂きました。
介護施設での作業になるため、工事にあたって配慮する点が2点ありました。
- 作業期間中、エアコンを使用できなくなるため部屋の室温をどう確保するか
作業は11月から12月にかけての肌寒い時期に行うことになりました。そのため入居者様が寒く感じないことを最優先に考え、各部屋のサイズに合う仮設暖房器具を16台レンタルで設置する提案をしました。その際、仮設暖房器具での火傷の心配がないように、電気を使用して熱を発生させる比較的安全な電気ストーブを選定し、仮設する際にブレーカーが落ちないよう電灯盤で測定しながらコンセントの接続を行いました。 - 集中リモコン管理の不便さを解消
3階建ての施設で、2階の壁に設置された集中リモコンで各エアコンを管理していました。そのため、操作する度に職員の方は毎回2階へ移動する必要がありました。また、施設内の部屋数が多く集中リモコンにボタンが複数あるため、設定を変えたい部屋の操作ボタンを見つけるのに時間がかかり、お客様は大変不便に感じていらっしゃいました。そのため、工事の際に2階で一括管理されていた集中リモコンを、各階で管理できるように分散して設置しました。
工事後、お客様から「リモコンが各階に設置されたことで、操作が楽になりました」とお喜びの声を頂きました。
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