R22冷媒を使用しているエアコンの更新を希望され、エアコン工事の依頼をいただきました。
R22冷媒はオゾン層破壊効果と高い温室効果を有するフロンを使用している為、2020年に生産終了して全廃となりました。
R22冷媒を手に入れるまで修理ができないということになると、エアコンが使用できず営業に支障が出ることが予測されます。また、メーカーでもR22冷媒を使用している機械の部品は生産を終了する傾向があり、部品の入手ができずに修理ができないということが予測されます。
エアコンが古く故障が多発している為、夏までに更新したいという希望もありました。
店舗は住宅街にある為、屋外作業時に発生する作業音が、近隣の方々の迷惑にならないように注意が必要でした。
今回の工事に関しては、以下の3点にこだわり作業を行いました。
- 機器の搬出入ルート、道具の仮置き場所、室外機作業にかかる時間等について、工事前の調査時にお客様と十分な打ち合わせを行う。
- 作業音が発生する屋外作業は夜間にならないよう日中に作業をするなど工程を調整し、当日店舗をご利用のお客様、近隣の方々に迷惑がかからないようにする。
- 作業の1週間前には工事のお知らせチラシを店舗周辺のマンション3棟にポスティングする。
当日店舗をご利用のお客様や近隣の方々からのクレームはなく、無事に作業を行うことができました。
お客様が一番気にされていたのが作業後のクレームでした。お客様からは「事前に工事のお知らせを配布してくれたり、日中と夜間で工程の調整をしてもらったりと、とても助かりました」というお言葉をいただきました。
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