エアコンの管理者が3か月に1回以上実施することになっている簡易点検ですが、実施する時期はいつがいいのでしょうか。年に1度実施する定期点検との絡みも踏まえて、日程調整しやすい時期をご紹介します。
まずは定期点検の時期を決める
エアコンの管理者は3か月に1回以上、簡易点検をすることになっています。定格出力が7.5kw以上の場合、年に1回定期点検をすることになっているので、簡易点検は3回することになります。(定期点検は簡易点検内容を含む)
定期点検の時期は、エアコンを使用しない4、5、6月、もしくは9、10、11月に実施する方が多いです。
ただ4、5、6月は夏の使用に向けて分解洗浄をする方も増えるため、空調業界ではご希望の日程に沿えないことがあります。
定期点検は9、10、11月にしていただけると、日程調整がしやすく、冬に安心してエアコンを使うこともできます。
定期点検の時期から逆算
定期点検を9、10、11月に行うと決めてから、それの時期に合わせて簡易点検の計画を立てると、スムーズに進みます。
簡易点検は、フィルター清掃の良い機会となるので、忙しくないシーズンに合わせて行い、フィルターも清掃することをお勧めいたします。省エネや節約につながります。
【簡易点検時期】
- 9月定期点検の場合:3月、6月、12月
- 10月定期点検の場合:4月、7月、1月
- 11月定期点検の場合:5月、8月、2月
最後に
簡易点検は誰でも実施することができますが、弊社で4、5、6月にエアコンの分解洗浄をする場合、試運転の際などに主要な簡易点検項目を確認しているため、ご希望があれば、簡易点検を網羅する形で作業を実施することが可能です。(お手持ちの簡易点検記録簿等あれば、記載させていただきます。)
注意が必要なのは、分解洗浄を実施するエアコンが室内機だけのご依頼でも、簡易点検をご希望の場合は室外機等、チェック項目全てを点検することになります。そのため、屋上への立ち入り申請等が発生する場合がございます。
「エアコン分解洗浄ついでに簡易点検もお願いしたい」そういったご希望がございましたら、エアコン分解洗浄をご依頼いただく際に、弊社営業にお申し付けください。
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