エネルギー使用合理化等事業者支援事業を執行し8年目を迎える一般社団法人 環境共創イニシアチブ(SII)によるエネルギー使用合理化等事業者支援事業の平成30年度成果報告会が12月3日東京と5日大阪で行われました。東京会場 約560名、大阪会場 約230名の計790名が参加したようです。12月19日、SIIのホームページにて資料が公開されました。簡単にご紹介いたします。
省エネ補助金成果報告
平成30年度エネルギー使用合理化等事業者支援事業の概要
1章 申請・採択等の状況
・申請件数、採択件数、申請金額、採択金額は前年より減少
・新規事業の半数以上が中小企業
◆ 設備単位 申請・採択結果推移
◆ 工場・事業場単位 申請・採択結果推移
◆ 中小企業割合
2章 事業区分ごとの分析
- 採択事業1件当たりの平均省エネルギー率は、H23年度比較で約2倍。
- 工場、事業場単位の更新設備比率は64%が照明、空調、冷凍冷蔵設備。
- 新たにトップランナー制度の対象となった、ショーケースの申請が増加(全体の1.1割)
- 設備単位の設備別平均省エネルギー量のトップは低炭素工業炉で71.5kl
- 設備単位の設備別平均費用対効果は高効率照明がトップで675kl/千万円
◆ 更新設備割合
3章 実績省エネルギー効果からの分析
- 工場/事業場単位の実績省エネルギー量:累計省エネルギー量535万kl
- 工場/事業場単位の業種別構成比:実績省エネルギー量188万klのうち71.4%が製造業
- 工場/事業場単位の業種別実績値:事業件数6,551事業のうち卸売業、小売業が最多で2,870事業
- 工場/事業場単位の業種別平均値:1事業あたり287kl、省エネルギー率21%、4,685 kl/億円
- 工場/事業場単位の事業所規模別の平均値:1事業当たりの平均エネルギー量と平均費用対効果は1500kl以上の事業所が突出している
◆ 工場・事業場単位 業種別構成比
出典:SII
■ 弊社の採択は38件
弊社のH30年度のエネルギー使用合理化等事業者支援事業 採択数は38件でした。
1件1件丁寧に対応し、お客様や日本の政策、地球環境に貢献するとともに、社内の技術やノウハウの蓄積を通し、お客様へ還元できるよう、取り組んでまいります。