全国で飲食店を運営するお客様のご依頼で、東京都世田谷区の新店舗でエアコン工事を行いました。
今春、居抜き物件で新店をオープンされましたが、新型コロナウィルスの影響があり空調機を含む本格的な厨房設備の改装は秋まで先延ばしにせざるをえなかったそうです。
しかし、改装前までの期間で厨房のエアコンが効かず、暑い中で営業をしていらっしゃいました。
そのため「店舗を冷えるようにしてほしい」と、他店舗のメンテナンスでお取引がある弊社へエアコン工事のご依頼をいただきました。
今回工事にあたり、下記3点の工夫を行いました。
1. 店舗の環境を改善したいとのご要望に、いかに応えるか
天埋めのため、天井カセット型とは異なり様々な箇所に吹出口を配置することが可能になります。それに加えて店舗の方ご自身で風量や風向きの操作ができるようにエアコンの吹出口をパンカールーバーへ変更するご提案をしました。
※パンカールーバーは風量・風向をコントロール可能な仕組みになっている吹出口のことです。
2. 将来の店舗改装への配慮をする
現場調査の際に、設備図面上に存在しないエアコンを発見しました。以前の店舗で残置されていったと思われ、稼働できないように配管の切断処置が施されていました。
そのまま残置しておくこともできましたが、今後さらなる店舗改装を行うときにこの機器が支障となってしまう可能性を考えました。そこで残置されていた機器の撤去作業費も含めた御見積書を作成し、ご発注をいただきました。
3. 他の工事会社と譲り合ってノートラブルで納める
設備改装にご用意いただけた施工期間は、お客様のご都合によりタイトな日程となりました。そのため、同時に作業に入る別業者と工程を調整する必要が発生しました。
内装工事会社と厨房機器会社との打合せを何度も行い、3社間で作業を調整し合って短い施工期間でもトラブルを起こさないよう工程を組みました。
事前の打合せが功を奏し、工事は非常にスムーズに進み、事故トラブルもなく完了いたしました。
その他、都内飲食店の事例については、下記リンクをご参照ください。
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