今回は、2020年12月1日に新発売される紫外線を照射することで部屋を殺菌するフィリップス製のUV-Cデスクライトを紹介します。直径6mの範囲の空中及び表層部分を45分間で殺菌できる装置です。
Signify(Philips Lightingから社名変更)は、売上高70億ユーロにも及ぶ世界最大手の照明メーカーであり、製品にはそのままPHILIPSの名前を使用しています。35年間に渡りUV-Cの開発に携わってきたその実績と商品には、機能性だけではなく安全性も考慮されています。
目次
1、どんな場所でどう使うの?(メーカーによる動画で詳細を確認)
主な使用場所 :リビングルーム・ベッドルーム・キッチン・浴室 等
安心・安全設計:音声ガイダンスに沿って設定/モーションセンサーにより自動で停止/タイマー付き
部屋の真ん中においてスイッチを入れ、人が紫外線照射の範囲外に出たことをモーションセンサーで確認後、部屋中に紫外線照射!空中や表層(壁や床、家具)に付着しているウイルスや細菌、カビなどを殺菌してくれます!詳細は動画で確認できます!
■ ウイルス等に対する有効性についてはメーカー記事を参照してください
2、使用するための操作は3回ボタンを押すだけ!
操作手順について
ボタンは「電源ボタン」と「タイマーボタン」の二種類だけになります。
音声ガイダンスに従ってボタンを押すだけの簡単操作になります。
- まずは、3秒間「電源ボタン」を押すと電源が入り起動します。
- 次に、「タイマーボタン」で照射時間を選択します。(15分、30分、45分の三択)
※ 照射時間の設定は照射する広さを考慮して決定します。(下記参照) - 最後に、もう一度「電源ボタン」を押すと照射の準備が完了します。
- 部屋を出るなどして、センサーが30秒間動きを感知しなければ、照射がスタートします。
照射時間と推奨範囲
半径3mの円の範囲(面積28㎡)を殺菌するのに45分
半径2.5mの円の範囲(面積20㎡)を殺菌するのに30分
半径2mの円の範囲(面積13㎡)を殺菌するのに15分
の照射が推奨されています。
3、UV-Cは人体にとって危険!そこは35年の実績による安全機能!
ウイルスなどを殺菌する強力な紫外線は、人体にとっても有害となります。
UV-C265nmの紫外線は目に見えませんが、人や動物が直接UV-C放射にさらされると目を損傷(炎症)したり、皮膚に激しい日焼けのような反応を引き起こすUV-C 放射傷害が起こる恐れがあります。その為、本製品ではモーションセンサーにより紫外線照射中でも、センサーが何かしらの動きを感知するとただちに停止するという機能、さらにタイマー制御による停止機能があります。そのため紫外線照射中に人やペットなどが間違って照射エリアに入ってしまったとしても安全です。またランプは保護するためのケースにより守られています。
- マイクロ波センサー:マイクロ波で「移動する人やモノ」を検出する機能(故障まで平均4500h)
- センサーの検知範囲:半径5m(半径5m以上には基準値以上のUV-Cが照射されないように設計済)
- セルフチェック機能:電源を入れた際に機器自らがセンサーの有効性を確認します
※ センサーの検知範囲内に人や動物が侵入するとスタンバイモードになるか電源が遮断されます。
4、仕様
製品寿命 :9000 時間(毎日2.7時間使用して9年ほどもちます。)
電源 :220/240 V
電力 :24 W
ケーブル :2.9m
高さ :24.7 cm
幅 :12 cm
重さ :1.2 kg
カラー :シルバー