2019年3月に2018年度のSCOPE1,2,3の算定をし、環境省及び弊社のエコトピックにて結果をご報告させていただきました。2019年度のSCOPE1,2,3の算定も同じ方法で算定をする予定です。
今回はSCOPE1,2についてまとめましたので、ご報告いたします。
SCOPE1 直接排出:ガソリン、ガスは減った?
企業の温室効果ガス直接排出である、ガソリン、都市ガス、LPGについて、2019年度の結果をまとめたところ、昨年とほぼ変わらずの【 271.3 CO₂-t/年 】となり、前年比98%、約2%の削減でした。
SCOPE1については、特に削減の対策をしていませんでした。売上の増加があっても、影響が限定的であることがわかりました。
SCOPE2 間接排出:電力は減った?
企業の温室効果ガス間接排出である電力使用に伴う排出については、6拠点の再エネ化で電気使用量の30%を、温室効果ガス排出0にできたことが大きく影響し、その他の削減分も合わせて【 116.8 CO₂-t/年 】となり、前年比66.9%、33.1%の削減をすることができました。
※2019年の円グラフの緑色が再エネ電力に切り替えた拠点です。
目標に対して順調?
2019年度(2019年3月~2020年2月)の弊社のSCOPE1,2 の結果は【 388.1 CO₂-t/年 】前年比86%となり、14%削減できました。
この結果は、SBT水準の目標に対して、順調に削減できていることがわかりました。
新たに仙台TCの再生可能エネルギー100%切り替えが決まり、手続きを終えました。小さな拠点なので、削減率に大きな変化はありませんが、これからも科学に基づく計画的な温室効果ガス排出削減に向け、取り組みを進めてまいります。
最後に
昨年度、環境省の中小企業向けSBT・再エネ100%目標設定支援事業を受け、SCOPE1,2の算定をしましたが、今回は自社で算定することができました。
弊社の管理部が必要なデータを記録する仕組みを作ってくれたおかげで、比較的スムーズに集計を進めることができました。SCOPE3については現在データを収集している段階なので、集計、算定ができましたら、ご報告いたします。
◆【2019年度 SCOPE3】 カテゴリー1,2,3,4,5 算定結果!