暖房の温度を上げなくても快適に過ごせる工夫として【ウォームビズ】があります。
冷えやすい首回りや足元を温める!
タートルネックや首元があまり開いていない服を着ると、体温で温かくなった空気が逃げにくくなるため、温かさを保つことができます。
下着でも首元まであるものが販売されているので、重ねて着ることで室内でも首回りを温めることができます。
また、下着を2枚重ねて着ると、とても暖かくなります。
足元は、男性の場合、ズボンの下にインナーを着用し、厚めの靴下をはくと、効果的です。
女性の場合、スカートの下は厚手のタイツにし、ズボンの際もタイツをはくことをお勧めします。
ひざ掛けやベストも上手に活用し、設定温度を上げなくても温かく過ごせる工夫をしていきましょう。
温かい飲み物や食事で体の中からポカポカ!
室内が少し肌寒くても、温かい飲み物を飲んだり、温かい食事をとることで、体を内側から温めることができます。特に体を温める食材であるしょうが入りの飲み物や食べ物がお勧めです。
他にも体を温める食材である、かぼちゃやネギ、ゴボウやニンジン、レンコン入りの温かいスープを取り入れてみてはいかがでしょうか。
朝ごはんが重要!
食べ物を食べないと人間の体は十分な熱を発生させることができません。
朝、寒くて布団にいる時間が増え、朝ごはんを食べ損ねる、なんてことをしていると、通勤中や仕事場に到着しても体温が上昇せず、寒さをしのぐため、暖房の温度を上げてしまいます。
結果として暖房の電力使用量が増え、経費を増やすだけでなく、地球温暖化を促進する温室効果ガスの排出につながります。
冬は特に、【朝ごはんをしっかり食べること】が、暖房に頼らず温かく過ごすうえで重要なポイントと言えます。
その他の工夫
- 調光できる照明の場合、暖かみのある色に変える。
- 断熱性の高い窓に変える。
など。
最後に
寒い冬を温かく過ごすには、エアコンの暖房に頼るだけでなく、衣服や食べ物などを工夫する方法があります。これらの方法は電気代の節約と温室効果ガスの排出削減につながります。
誰にでもできる工夫を、皆がすること、これが実は、どんな高度な技術開発よりも難しいことなのかもしれません。
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