暖冬が気になる2023~2024年の冬でしたが、気温をはじめとして異常気象が常態化し、脱炭素に関する話題が絶えない中、自分にできる対策の一つとして、自宅や所属する会社の屋根や敷地への太陽光発電の導入があります。
身近な土地、建物の太陽光発電のポテンシャルは、どれくらいか。
業者に見積をとる前に、ポテンシャルマップでチェックしてみましょう!
環境省の【再生可能エネルギーポテンシャルマップ】
環境省では、【太陽光発電】【風力】【中小水力】【地熱】【地中熱】【太陽熱】のポテンシャルマップを公開しています。
太陽光では、【建物系】と【土地系】に分かれており、ポテンシャルが高い地域が具体的に目視で確認することができます。
※【再生可能エネルギー情報提供システム[REPOS(リーポス)]】
太陽光発電だけでなく、地中熱や中小水力、風力なども、マップを確認することで、場所によっては個人や組織で導入の可能性があるかもしれません。
東京都の【東京ソーラー屋根台帳】
東京都でも、「東京ソーラー屋根台帳」という太陽光発電のポテンシャルマップを公開しています。
※【東京ソーラー屋根台帳】
下記の【ポテンシャルマップを表示】をクリックし、解説文を一読後、【同意】をクリックすると、検索画面が表示されます。
環境省のマップより、詳細な、建物ごとのポテンシャルを確認することができます。
自分の自宅や敷地、勤務先の屋根や駐車場、身近な公民館や市役所、学校や保育所、幼稚園など、様々な場所にポテンシャルがあることがわかります。
これらのポテンシャルは、近い将来、カーボンプライシング(炭素に価格がつく)制度が始まった際に、住宅やマンションなどの不動産価格に影響を与えるかもしれません。
長野県の【信州屋根ソーラーポテンシャルマップ】
長野県にも「信州屋根ソーラーポテンシャルマップ」というマップがあります。東京都と同様、建物単位でポテンシャルを確認することができます。
※【信州屋根ソーラーポテンシャルマップ】
東京に比べ、高い建物が少ない為か、ポテンシャルが高い建物が多くみられます。すでに太陽光発電が設置されている箇所も確認することができます。
最後に
「太陽光発電は設置できる場所がもうない」、という声を聞くことがあります。
確かに、大規模の太陽光発電施設は、景観や災害時の対応、自然生態系への影響などもあり、設置場所を見つけるのは難しくなっています。
ただ、これらのマップを見ると、規模は小さくても、個人や一企業、一組織で、まだまだ設置できる場所が沢山あることがわかります。
超薄型の太陽光発電も販売され、これまで設置できなかった場所にも設置可能になりました。
太陽光発電の設置をご検討の際は、お気軽にお問合せください。
ESC事業部 大阪営業 高田