今回は、少額で活用できる「省エネ診断」についてお知らせいたします。
省エネ診断とは?
省エネ診断とは、設備の健康診断に例えられます。
省エネ診断書には、各設備のエネルギーの使用状況が一目でわかるグラフなどの報告が記載されていて悪いところが分かるようになっています。
そして省エネ対策としての運用改善と設備更新の2種類の提案があります。
運用改善は設備投資不要の改善作業です。設備更新は投資を伴う工事になります。
また光熱費削減額、概算投資額、投資回収年などの内容も記載されています。
こういった情報を元に、運用改善や設備更新を選択肢として、どうやって治療(改善)していくのか?について検討をしていきます。
省エネ診断のメリットは?
- エネルギー使用実績や現地調査を行うことで、現状の課題を把握することができる
- 照度計やCO2濃度計、サーモカメラなどで簡易測定を行い、運用状況の見える化ができる
- 運用改善や補助金活用を視野に入れた設備更新など、各種対策や費用対効果を把握できる
- 診断結果を踏まえて、省エネのご提案や補助金活用支援をさせて頂きます
省エネ診断のご紹介
代表的な省エネ診断をご紹介いたします。
管轄 | 機関 | 費用 | 特徴 |
---|---|---|---|
経済産業省 資源エネルギー庁 | 省エネお助け隊 ※都道府県別に窓口設置 | 事業所規模に 合わせて2パターン 9,200円、14,000円 | 経産省補助金で加点評価あり 省エネ取組の支援まで一気通貫で対応 |
経済産業省 資源エネルギー庁 | 一般財団法人 省エネルギーセンター | 事業所規模に 合わせて3パターン 9,500円、15,000円、21,000円 | 経産省補助金で加点評価あり |
東京都 | クール・ネット東京 | 無料 | 東京都の補助金で必須の場合あり |
最後に
省エネの最初の一歩は「エネルギー使用状況の把握」です。 省エネ、省CO2の為に実施している補助事業ですので、「省エネ診断」で効果的にエネルギー使用状況の把握や省エネ対策にご活用ください。
どの省エネ診断がいいの?など、ご不明な点やご質問があれば弊社にお問い合わせください。
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