弊社の2020年度のSCOPE1,2を算定しました。
SCOPE1 直接排出:ガソリン、ガスは減った?
2020年度のSCOPE1(直接排出)であるガソリンとガスの温室効果ガス排出量は、特に削減のための取り組みはしていないのですが、255.4 t-CO₂/年で、前年比 94.1 % 約 5.8 % の削減となりました。
※排出原単位は環境省 Ver.3.1(EXCEL/5.73MB)<2021年3月リリースを参照
SCOPE2 間接排出:電力は減った?
弊社の2020年度のSCOPE2(間接排出)である電力からの温室効果ガス排出量は106.8 t-CO₂/年 と 前年比 91 % 9 % の削減となりました。
※各電力会社の係数は「電気事業者別排出係数(特定排出者の温室効果ガス排出量算定用)-R1年度実績- R3.1.7環境省・経済産業省公表」を参照
2019年度は、6月から6拠点の再エネ切替を実施したため、7月以降の排出分が0になっていましたが、2020年度は、再エネ切替した6拠点の1年間分の電気が0になった影響だと考えられます。
※仙台TCは2020年9月に再エネに切り替えましたが、その電気使用量は全体の割合の1%未満
SBT目標に対して順調?
SBT目標のメインは、SCOPE1,2に対しての削減ですが、2020年度のSCOPE1,2の合計は 362.3 t-CO₂/年 前年比 93 %、つまり 7 %の削減となりました。
最後に
2020年度も、SCOPE1,2 を削減することができました。2021年は、全国の付属施設の再エネ化や、名古屋オフィス、大阪cktcの再エネ化も加わる予定なので、SCOPE2の削減が期待されます。
電力に関して、その後の課題は、テナントを利用している3拠点のオーナー様との交渉となります。
一方、SCOPE1のガソリンやガスの削減については、商用バンの電気自動車販売予定はなく、先が見えない状況となっています。
今後もできる部分を着実に脱炭素化してまいります。