病院の感染病室、診察室、待合室に、簡易的に設置できる陰圧装置「排気HEPAフィルターユニット」の販売をさせていただくことになりました。
どういう商品なの?
排気HEPAフィルターユニットは、室内の空気を取り込んでHEPAフィルタで処理し、屋外に排気する装置です。部屋の圧力が陰圧(負圧)になるので、空気感染、飛沫感染の可能性がある病原体等を室外に漏洩することを防ぎます。
◆クリーンルーム用としては使用できません。
◆また屋外排気と室内排気は併用できません。
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)ガイドラインでは、ダクト接続による屋外排気で廊下との室内気圧差を-2.5Pa以下に設定することが推奨されています。
どんな場所に設置すればいいの?
換気をしたくて窓を開けても、風通しが悪く風が入ってこない場所や、窓がない部屋に取り付けることができます。それにより、一般病棟を陰圧にすることができます。(屋外排気)
また、室内に置いておくだけでも、室内の空気を吸気し、HEPAフィルターで処理し、室内に戻すことで、部屋の空気を浄化することができます。
どうやって取り付けるの?
「排気HEPAフィルターユニット(本体)」と「差圧計(付属品)」 を部屋に設置し、排気ダクト工事を行うことで設置できます。本体の差圧計でHEPAフィルターの目詰まり管理が可能です。
【簡易陰圧装置の設置前の確認事項】
設置前の室内・廊下気圧差確認
設置前には、廊下に対する室内圧力の差が0Pa以下であることを確認ください。
設置台数の選定
本機器の導入により、一般室を入院個室や診察室等として使用する場合は「病院空調設備の設計・管理指針(HEAS-02-2013)」の最小風量の目安(6回/h)を満足できるよう設置部屋の容積に合わせた、排気HEPAフィルターユニットの台数を選定ください。
仕様は?
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