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2021年1月、アスクル株式会社さんが環境省「令和2年度脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」で採択された【使用済みクリアホルダーを回収・再資源化・製品化プロジェクト】を実施していることを知りました。
プラスチックの資源循環とCO2の削減を狙ったこのプロジェクトに弊社も賛同し、オフィスで保管していた使用済みクリアホルダーを回収してもらいました。
アスクル株式会社さんに連絡して、必要量に応じて回収ボックスを郵送してもらいます。(初回のみ郵送と箱の費用無料) 詳しくはこちら
箱が届いたら、使用済みクリアホルダーを詰めて、指定の発送伝票を貼って集荷依頼し、配送します。
使用済みクリアホルダーは、燃えるゴミに分別される場合(地域により異なる)、焼却処分され、温室効果ガスとなり大気に排出されます。
燃やした熱を回収して、電気に利用している場合でも、石油からできた製品を燃やして大気に放出している事実は変わりません。
燃えないゴミとして廃棄された場合は、地域にもよりますが、粉砕して埋め立てられる場合が多いです。
資源ごみとして廃棄された場合は、他のプラスチック資源ごみと混ざり、再商品化される場合が多いです。ただ、他の素材と混じってしまうと、再資源化した際の原料としての価値が下がり、リサイクル用途が限られてしまいます。
近年資源ごみの輸出も難しくなっており、国内に行き場を失った資源ごみが、チップ化され、固形燃料となり、燃やされて熱回収されるケースも増えています。
ペットボトルのように、汚れがほとんどないプラスチック製品は、個別に回収、リサイクルすることが、再資源化した際の原料の品質を向上させ、用途を増やし、さらに回収して資源化することで、二酸化炭素を大気に放出する頻度を減らし、循環型社会(サーキュラーエコノミー)につながっていきます。
弊社はこうした取り組みに対し、積極的に協力していきます。
リサイクル率やリサイクル製品の品質向上も大切ですが、リサイクルするための輸送や処理過程でもエネルギーが必要となります。一番大切なことは、プラスチック製品自体を減らしていく工夫と、捨てる頻度を減らすことだと考えます。
今回、アスクル株式会社さんの事業をきっかけに、クリアホルダーの廃棄量の多さを実感しました。まだ使えそうなものも沢山あり、回収してもらうべきか迷いました。
お客様に提出する資料を入れるものなので、汚れた状態のものを使うのは抵抗があります。
ただ、まだ十分に使える綺麗なものについては、リユースシールなどつけて、お客様先でも再使用しやすくしたり、クリアホルダーの温室効果ガス排出量を見える化して、クリアホルダーを使用する機会を減らしたり、工夫できることはありそうです。できるところから実践していきます。
この【使用済みクリアホルダー 再使用マーク】は著作権フリーです。ご自由にお使いください。
また、イラストレータのデータをご希望の方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。
2020年度の補助金申請は、一部例年の時期より遅くなるなど、新型コロナウイルスの影響が多少ありました。
2019年度からエネ合において、高効率照明は補助金の対象外となりましたが、2020年度、環境省も高効率照明を補助対象外とし、補助率もエネマネ事業を利用した場合でも3分の1のままになる、といった変化がありました。
そんな中、弊社の採択率は、エネ合で91.9%、ASSETや災害バルク、地方自治体の補助金等を含めると93.9%となりました。
◆令和2年度 エネルギー使用合理化等事業者支援事業 新規採択事業の結果
【事業区分別 申請・採択結果概要】
単位 | 申請件数 | 採択件数 | 採択率 | 採択金額合計 | 計画省エネ量 |
---|---|---|---|---|---|
工場・事業場単位 | 446件 | 360件 | 80.7% | 82.8億円 | 86,572.8KL |
設備単位 | 1,346件 | 1,035件 | 76.9% | 40.0億円 | 11,460.5KL |
※出典:SII 公開データ
各省庁の公募資料では、脱炭素化に向けたエネルギー転換を推し進める内容が増えています。
◆詳しくは【施工実績一覧】をご覧ください。
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