エアコンの故障といっても、エラーが出る、効きが悪い、水が漏れるなど、様々なものがあり、「修理」するにも高額な費用が掛かる場合もあります。古いエアコンの場合、再度故障して「修理」が必要になる可能性もあるので心配です。
最新のエアコンは、省エネ性が高くランニングコストを考えると新しい機器に「入替」したほうが得をするケースもあります。今回は「修理」と「入替」について、判断のポイントをまとめました。
1、いつ頃設置されたエアコンですか?
1年以内
通常主要エアコンメーカーの保証期間は1年です。保証期間内であれば、通常保証を使用して「修理」が可能です。設置した販売店もしくはメーカーにお問い合わせください。
9年以内
まずは「修理」をお勧めします。故障の内容により、「修理」の金額は異なりますので、「修理」にかかる費用については、お問い合わせください。
「修理」が高額な場合は、「入替」についてご検討ください。さほど金額が変わらない場合は「入替」の方がお得です。
10年以上
「修理」と「入替」を比較検討ください。
多くのエアコンメーカーは、補修用の部品の保有期間を、製品の生産終了から9年間としています。いざ修理をしようとしても、部品が無く修理不可という事もあり得ます。この場合は「入替」が必要となります。
15年以上
「入替」をお勧めします。ほぼ全ての機種で電気代が大幅に安くなります。減価償却が終わっている場合が多く、経理的にも「入替」がスムーズに行えます。
「修理」の場合、一度直しても別の部品が故障するなど何度も故障して使えなくなる事も考えられます。ほとんどの場合「入替」のほうがお得です。
2、どういう内容の故障ですか?
エラーコードが出て停止している
メーカーによって、エラーコードは様々です。内容によって必要な修理も異なりますので下記を参考にしてください。
◆エアコンのエラーコード一覧はこちら
◆よくある!エアコンのエラーコードと対処法
◆プロが教える!修理or入替 5つのポイント
冷えない、暖まらない
エアコンで使用している冷媒ガスが漏れている可能性があります。冷媒ガスが漏れている場合は、漏れ箇所を特定するために、気密検査を行う必要があります。
エアコンの部品から漏れている場合は、部品を交換して直します。エアコンの室内機と室外機を繋ぐ配管から漏れている場合は、配管の修理や引き直しが必要です。
その他考えられる原因として、フィルターの目詰まりや、熱交換器の汚れなどにより効きが悪くなります。
◆「エアコンの暖房 効きが悪い!」修理業者に連絡する前にここを確認!
水が漏れる
エアコン室内機の内部が汚れている可能性があります。ほとんどの場合「修理」で直りますのでご連絡ください。
◆自分でできる!業務用エアコン水漏れ対応!
◆えっ?こんなことが原因で水漏れに?!
(参考)業務用エアコンの修理費用の目安
※ 5馬力エアコンの場合
※ 修理費用の目安として参考までにご覧ください。
最後に
今回ご紹介した故障内容以外でも、修理か入替、どちらが良いかは、いつもでお問い合わせください。
「修理」もしくは「入替」の見積りを依頼される方は下記のお問い合わせフォームからお願い致します。故障内容を訪問して診断する場合は費用が掛かります。何かご希望がございましたら、お問い合わせ内容欄に追加記載をお願い致します。