肌寒い季節となり、フル稼働していたエアコンが休止期間に入りました。夏に溜まったエアコン内部の汚れをそのままにしていませんか?
エアコンの汚れは咳を伴う病気やアレルギーなどの原因になります。
エアコンを使用しない今の時期にやっておきたいことをご紹介します。
エアコンをメンテナンスせずに放置するとどうなる?
エアコンは使用すればするほど汚れが溜まるものです。溜まった汚れを放置したままエアコンを使用すると、風と共に送風口から多量のカビやホコリが放出され、部屋中に広がります。
エアコンから放出された汚れを吸い込むと、アレルギー性鼻炎、呼吸器系疾患、肺炎といった病気になる可能性があります。
また、汚れはエアコンの運転効率の低下や故障も引き起こします。汚れを放置して良いことは一つもありません。エアコン内部にホコリが溜まると、ホコリを栄養としているカビが増殖し、エアコン内部にこびりついてしまいます。カビ臭さの原因になります。
やっておくこと①フィルター清掃
1つ目はフィルター清掃です。どのエアコンにも必ずエアフィルターが付いています。
エアコンを使用し続けるとフィルターに汚れが付着して詰まっていき、故障の原因になります。
人間も風邪の予防でマスクをしていて、呼吸がしにくい状態になったら当然苦しくなります。エアコンも同じように空気を吸い込んでから吹き出していますので、フィルターは定期的に清掃しましょう。
フィルターの汚れはブラシや掃除機で除去するか、水で洗い流しましょう。ただし、力強く掃除をするとネットが破けてしまうので注意しましょう。
やっておくこと②点検
2つ目は点検です。点検ってエアコン業者じゃないと出来ないんじゃないの?って思いますよね。確かに業者さんにお願いすれば確実ですが、あなたでも確認できるポイントが3つあります。
①温度
冷房、暖房で運転した時に手をかざして確認してみましょう。ぬるい温風が出続けている場合は、冷媒ガスが抜けてるかもしれません。
②異音
エアコンはモーターとコンプレッサーが組み込まれており、運転すると音が発生します。この時、カリカリやゴロゴロといった音を感じたら注意が必要です。症状が進むと振動が発生して故障してしまいます。
③フィン汚れ
エアコンの室内機と室外機にはアルミフィンが組み込まれています。ここに空気が通ることで冷暖房が出る仕組みになっていので、汚れで詰まると故障します。室内機はフィルターが付いていますが、小さいゴミはフィルターを通り抜けてしまいます。フィルター清掃の際に汚れをチェックするようにしましょう。
この3つのポイントに違和感が感じられたら故障の前兆ですので、エコ・プランにご相談ください。
やっておくこと③洗浄
3つ目は洗浄です。2つ目の点検で説明しましたが、アルミフィンが汚れてしまうと、温風を感じなかったり、異臭が発生したりします。ルームエアコンや室外機は見える位置にあってブラシ等で表面を清掃出来ますが、フィンでケガをしたり、破損させてしまう可能性があるなどとてもデリケートな作業なので、業者さんにお願いしましょう。弊社でも承っております。
薬品を使って分解洗浄しますので、中の菌も除菌洗浄されます。また、洗浄時に故障個所があれば指摘しますので、点検に不安があるお客様は一石二鳥です。
最後に
春や秋はエアコンを使わないからと言って放置するのではなく、春や秋だからこそエアコンのお手入れを行い、エアコンを本格的に使う季節になった時、快適に過ごせるようにしましょう。
弊社のエアコンのメンテナンスは、ご使用のエアコンの状態やお客様の状況に応じて、総合的にメンテナンス致します。
点検や洗浄時に発見された部品の劣化や不具合を改善するため、部品交換やガス漏れがないか確認するための検査の提案をしたり、必要に応じてエアコン工事の提案もしています。
エアコンのメンテナンスをご検討中の方は、お気軽に弊社までお問い合わせください!