日本将棋連盟創立100周年記念「第78回全日本アマチュア将棋名人戦全国大会」が、
9月14日(土)から15日(日)にかけて東京都港区のチサンホテル浜松町で開催されました。
エコ・プラン将棋部からは関矢が出場し、見事「初優勝」を果たしました。
東京都勢の優勝は4大会ぶりで、12人目の快挙となります。
日本将棋連盟とは？
日本将棋連盟は、日本の将棋界を統括する団体であり、プロ棋士や女流棋士、将棋愛好者を対象に幅広い活動を行っています。連盟の主な活動内容には、プロ棋士の育成と管理、主要な棋戦の開催、将棋の普及活動、そして女流棋士の活動支援が含まれます。
プロ棋士の育成においては、養成や段位の認定を行い、各種の棋戦を運営しています。特に、名人戦や竜王戦といった主要な棋戦を主催し、将棋界の発展に貢献しています。普及活動としては、将棋教室の運営や普及イベントの開催を通じて、将棋の魅力を広め、愛好者の増加を目指しています。また、女流棋士の育成や支援にも力を入れており、女流棋戦も数多く主催しています。
日本将棋連盟の本部は東京にあり、全国各地に支部があります。さらに、インターネットを活用した対局や情報発信を行うことで、現代の技術を駆使して将棋の魅力をより多くの人々に伝えています。
全日本アマチュア将棋名人戦とは？
全日本アマチュア将棋名人戦は、日本将棋連盟が主催するアマチュア将棋愛好者向けの全国大会です。1947年に第1回が開催されて以来、毎年行われており、日本全国の代表選手が集まり腕を競います。参加資格はアマチュアであることが条件で、各地域の予選を勝ち抜いた代表選手が全国大会に進出します。
大会の特徴として、将棋アマチュア界における名人を決定する名誉ある大会であり、優勝者には「アマチュア名人」の称号が与えられます。さらに、日本将棋連盟の創立100周年や特別な節目の年には、大会自体が記念事業としても注目されます。
今大会の決勝戦では、同一局面が4回繰り返されると適用される「千日手」というルールで、試合は引き分けとなり再度対局が行われました。
今回の指し直し局は「相掛かり」というお互いの駒が正面からぶつかり合う形の戦型で進み、形勢が何度も入れ替わる激しい戦いとなりました。最終的に関矢が優位に立ち、見事に勝利を収め、アマチュア将棋界の頂点に立ちました。
今後は、藤井聡太七冠との記念対局や
年明けに、棋王戦（プロ棋戦）の予選にアマチュア枠として参加が予定されています。
引き続きの応援よろしくお願いいたします。
エコ・プラン将棋部は、毎月プロ棋士にご指導いただき、職域団体戦への参加や、各大学将棋部との交流戦などを行っています。
