京都市内のホテル様から『空調機を新設したい』とご相談がありました。
現在使用している水冷式エアコンの老朽化が原因で冷房の効きが悪く、夏に向けてEHPのエアコンを新設したいとのご要望でした。
工事を進めるにあたり問題が2点ありました。
1つは、新設する室外機の設置場所と配管ルートをどうするかという点。
もう1つは、どうしても工事には音出し作業が伴うという点でした。
1点目については、屋上や建物裏等にはすでに既存の設備があるため、限られたスペースでどこに新設するかが重要なポイントとなります。現場調査を実施し、今回は熱がこもらず、且つ今後のメンテナンス対応がしやすい向きや高さの設置場所としてバックヤードの一部スペースを選定しました。
2点目については、ホテル様なので就寝時間帯でのコア抜き(壁に配管、配線用の穴を開けること)等の音出し作業は出来ません。各大広間は日中に式典・セミナーが連日組まれておりましたので担当者様と何度も打合せし、音出し作業のタイムスケジュールがわかりやすい工程表を作成しました。
お客さまからは、『関係部署へ伝達しやすかった』と工程表についてお褒めの言葉を頂きました。
1か月に渡る工事も無事終了。
工事後にはお客様から『今までは夏は暑くて当然だからある程度の暑さは受け入れていたが、今は寒いくらい。工事して良かった』という喜びの言葉を頂きました。
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