お客様から、店舗にあるエアコン全台の更新工事をご依頼いただきました。
お客様は「エアコンを本格的に稼働し始める夏前に新しい機器に入れ替えたい」「電気代を抑えつつ省エネ効果が高められるようにしたい」と考えていらっしゃいました。
店内に設置されていたエアコンは1999年製で、20年以上前に製造された大変古い機器でした。そのため、故障した際に交換できる部品が少なくなり修理が難しくなってきていることに困っておられました。
お客様が使用されていたエアコンは8馬力のシングル(※1)という、現在では流通していない機器でした。そこで、新しい機器では8馬力のツイン(※2)へ仕様を変更し、室内機を増設することを提案いたしました。
(※1)シングル:室内機1台に対して室外機1台
(※2)ツイン:室内機2台に対して室外機1台
店舗の広さや空調機の容量を確認した際、店舗の面積に対して空調の能力が必要以上に大きいことがわかりました。そこで、当初11系統の室外機11台、室内機20台全台の更新工事を予定していたところを、一部の系統の室外機を1台取り外して使用を停止し、天井補修費削減のため室内機1台を残置いたしました。
作業台数が1台減ったことで、工事費用を削減することができました。また、シングルからツインへ増設しましたが、既存の機器が古いものだったことや稼働台数を減らしたことが省エネ効果につながりました。
工事後は、お客様から「エアコンの効きが良くなり外観もきれいになったので良かった」と喜びの声をいただきました。