弊社の三郷CKTCの屋根に設置された太陽光発電(12,21kwh)の2020年5月から8月までの発電状況をまとめました。
5月 雨が続くと発電量はやはり下がる
グラフが見にくいのですが、5月全体の天気と発電量の関係性が見て取れます。晴れているときは太陽光発電量が電気使用量をカバーしていることがわかります。また、雨や曇りの日は発電量が落ちること、そして5月はどの程度の発電割合で推移していたのかがわかります。
6月 晴れが続けば太陽光発電で使用電力は賄える
6月の30日あるうち、太陽光発電が余らなかった日は5日間しかありませんでした。ちなみに5月は7日間、7月はあれだけ雨や曇りが続いていても10日間、8月に至っては、0日間で、毎日余っていました。
7月 雨が多かった影響で、発電量も停滞
今年の夏は、特に7月のほとんどが雨か曇りでした。過ごしやすい反面、太陽光発電量については、発電量の伸び悩みが予想されました。
結果を見ると、やはり、晴れた日に比べると、曇りや雨の日の発電量は落ち込みました。ただ、弊社が設置した太陽光パネルは、曇りでも発電能力が強いことが特徴とされていました。確かに、曇りや雨でも一定量発電していることがわかりました。
8月 晴れの日が続き、余る日が続出!
8月は晴れる日も増え、2月下旬から設置した太陽光発電は、蓄電池の力も借りることで、オフィスで使用する電灯電力の大半を賄うことができました。
※みんな電力さんの再生可能エネルギー100%電力を使用している時間帯は主に夜間となっています。
◆グラフの詳細はこちら:三郷CKTC太陽光発電状況 5月~8月
最後に
晴れた日は、使用電力より発電量が上回っているので、現状余ってしまっていました。この余った電力を利用すれば、ルームエアコン1台位の余力があることがわかりました。※ルームエアコン 2.5kw×8時間=20kwh
蓄電池を追加すれば、発電した電気を有効利用することが可能ですが、コストパフォーマンスが合わない為、見合わせています。
オフィスに使用している電力は、電灯電力と動力電力があります。太陽光発電は電灯電力しか利用できないので、動力電力を使用している3台の業務用エアコンは、みんな電力さんの再エネ100%電力を使用しています。
この動力電力を使う業務用エアコンを、仮に1台止めて、太陽光発電電力である電灯電力で動くルームエアコンを運転すれば、快適なオフィスを保ちつつ、動力電力の使用量を減らすことができると考えられます。これにより、節電、節約につながりそうです。
(どちらも再生可能エネルギーなので、温室効果ガスの排出量に増減はありません)
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